OpenCola創立者、Cory
Doctrow氏インタビューその3(01/03/28)
by Cory
Doctrow & Jnutella.org
Jnutella.org:P2Pをブラウザー以来の革命だという人がいますが、それに関してはどのようにお
考えですか?
Cory:P2Pは、その種の革命じゃあない。ピア・ツー・ピアネットワーキングは、トークン・リングと同じぐらい古いんだ。
分散コンピューティングは、SGIの初期のレンダリングマシンと同じぐらい古くからあるもんだし。
革命は、P2Pの原理を、コンピューターへ応用したとこにあるんじゃないかな。 そのコンピューターってのは、常にインターネットに繋がってて、容量のでかいハードディスクを持ってて、処理能力が余ってて(僕は、メニューバーの時計を使わないでマッキントッシュを速く走らせる「チューニング」をしてたのを思い出した!)、絶対電源を落とさないっていうやつ。
こういったものに貢献したものは、たくさんあって、例えば、ムーアの法則、イントラネット、EnergyStar(訳者注:アメリカ環境保護局が発表したパソコンの省エネルギー化推進計画で、パソコン本体、ディスプレイ、プリンタが一定時間使用されないと節電モードになり、それぞれの消費電力を一定の基準以下にして省エネを図ろうと言うもの)、特に夜間のバックアップなんかだ。
システム管理者が、ユーザーのコンピュータのバックアップを夜間に取るようになるまでは、常にコンピュータの電源を入れておくってことは一般的じゃなかった。こういうことが起こった時点で、今日のP2Pの動きっていうものは決定付けられていたんだ。
Jnutella.org:あなたが考えるP2Pの問題点とは何ですか?
Cory:技術的な問題があると思う。特に僕が、上に書いたISPの問題なんか。 書いたように、ビジネスの問題があって、メディアや資源に対しての中央での管理ができなくなっちゃうってことが生まれるんだ。
そして、ユーザーの感覚の問題として、ユーザーは自分のコンピュータを他人のために起動しているわけではないけど、自分たちが使ってる資源を提供しているってことは、理解する必要があるね。
Jnutella.org:.あなたが今成し遂げようとしていることを、「P2P」という言葉を使わず一言で表
現するとしたら、何でしょう?
Cory:えっと... それは出来ないと思うなぁ。
僕は、OpenColaでやりたいことは、自由に宣伝ができることだと考えてる。 インターネットでユーザーが文章を見たときに、インターネットのすべてのユーザーが作り出したすべての決定を試すことで、この宣伝はできると思う。もう1つのやりたいことは、ユーザーが一番高く評価される場所に、この決定を移動させるってこと。
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