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■ 一般 > インタビュー > Patrick P. Gelsinger氏インタビュー
P2Pのキーパーソンへのインタビュー集です.

interviewJnutella.org翻訳チーム
kawasaki@jnutella.org

素早く翻訳を心がけているのですが、なかなかリソースが不足中.P2P関係の翻訳してみてーという方!是非お力添え願います.

本日(2000/10/20)午前11時から、東京ビッグサイトで開催中のWorldPCExpoにて、IntelのCTO、Patrick P. Gelsinger氏がピア・ツー・ピアコンピューティングについて講演しました.内容は以下の通り.

 インテルでは、ネットバッチという分散コンピューティングシステムを10年
前から研究しており、これをチップ設計に応用、余っているコンピューティングリソース、ストレージエリアを使うことで、数億ドルレベルでの経費削減が実現.通常、コンピューターリソースとして、ワークステーションでは70%しか使われておらず、サーバにいたっては50%しか使われていない.この余ったコンピューティングパワーを、上記ネットバッチに試用する.他の企業も同様の効果が望める可能性がある.

 インテルのパートナー企業として、アプライドメタコンピューティング社を紹
介.彼らのビジネスは、ファイルサーバを用いないファイル管理システムをP2Pで構築、提供するというもの.これを実際導入している企業としてボーイング社があり、具体的な値は示されなかったものの、従来に比べると非常に廉価な価格でシステム構成が可能になったとのこと.同社では、空力実験でこれを活用しており、大きなコンピューティングパワーが必要であり、コストがかさむ分野だったとのこと.

 オンライントレーニングのためには、多くのサーバーが必要となり、帯域、ストレージエリア、処理速度が多く必要となるが、P2Pで分散処理を行うことで、効率よくこれを行うことが可能になり、費用対効果としては非常に高い効果が期待できる.

 P2Pと自立型エージェントを組み合わせることで、自己組織型ネットワークの構築が可能にある.つまり、ネットワークの都合の悪い部分を自己修正するネットワークがこれによって可能になる.

 分散コンピューティングのデモを二つ行った.1つは、ファイルサーバを使わずファイル管理をウェブサーバ、及びクライアントマシンで行うというデモ.このさい、ブラウザはカスタマイズの必要は無し.もう1つは、分散処理のデモ.1つのマシンで処理するよりも、いくつのもコンピューター処理したほうが早いぞ!というデモでした.

纏めとしては、ある程度実際のビジネスへの応用の場面が見え初めてきたという感じです.インテルとしてもそれをみせるために、わざわざCTOを日本に呼んだのでしょう.ここでもP2PWGへの日本企業の参加を呼びかけていました.今回は、おそらく講演の後で日本企業を行脚するのでしょう.あと1〜2ヵ月後、日本企業からどのようなリリースがでるか今から楽しみです.ただ、この手のプレゼンは中々実現可能性が示せないのもまた事実であり、具体的なものという意味では、どのくらいコスト削減できるの〜とか、そういうデータはまだまだ未整備です.これから徐々に出始めてくるのでしょう.

Intel
http://www.intel.com

Patrick P. Gelsinger
http://developer.intel.com/software/idap/newsletter/gelsinger.htm

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